Doxygenを使ったドキュメント生成ではじめにやること。

はじめに

 Doxygenを使って、ドキュメントを生成するときに、はじめにやることを記載しておく。

概要

  1. 設定ファイルを生成する。
  2. 設定ファイルを編集する。
  3. ソースファイルにドキュメント付けをする。
  4. doxygenを実行する。
  5. 生成されたドキュメントを確認する。

設定ファイルを生成する

ソースがあるカレントディレクトリで、以下のコマンドを実行する。
実行後、「Doxygen」ファイルがカレントディレクトリに生成されるはずである。

 $ doxygen -g

設定ファイルを編集する

「EXTRACT_ALL」をYESにする。

EXTRACT_ALL            = YES  

ソースファイルにドキュメント付けをする

簡単に、ドキュメント付けしたものを以下に示す。

/*!  @brief  main本体.
 *   @param  [in]    argc
 *   @param  [in]    *argv
 *   @return 成否を返す.
 *   @retval 0   正常終了.
 *   @retval 1   異常終了.
 */
int
main(   int     argc,
        char    *argv )
{

    usage( argc, argv );

    // cat 本体
    _cat( argc, argv );

    return 0;
}

doxygenを実行する

以下のコマンドを実行する。

 $ doxygen Doxygen

生成されたドキュメントを確認する

カレントディレクトリに作成された「html」ディレクトリ内の「index.html」ファイルを
ブラウザを起動して、確認する。

file://xxx/html/index.html  ★ ブラウザにURLを入力